食品のリサイクルループ

地球のために、未来のために、皆様と目指していきたい
食品を破棄するのではなく、再生して有効利用する・・・「エコの森 京都」の食品廃棄物リサイクルシステムが、この「食品のリサイクルループ」を実現します。これは、食品リサイクル法でも求められていることです。
しかし、「エコの森 京都」だけでは、実現できません。食品関連業者様、農林漁業者様、そして私たちの再生利用業者、この三者が協力して実現していくものです。

食品リサイクル法について

食品リサイクル法への対策はお済みですか？
平成13年に定められた通称「食品リサイクル法」は、国・地方自治体・食品関連事業者・廃棄物関連事業者・消費者が一体となって、食品廃棄物の量を削減するために努力しようという法律です。
平成18年度までに、平成13年度に比べて20％削減することを目標としています。
削減するための対応方法は主にふたつ。「食品廃棄物の発生の抑制」と「食品廃棄物のリサイクル」です。
この目標にむかってそれぞれの立場で、それぞれができることを行い、地球環境の改善のために努力していきたいと思います。
食品リサイクル法にともない、食品廃棄物のリサイクルを目指す食品関連業者、 廃棄物関連業者、消費者が一体となって食品循環資源をつくる図

とじる

食品リサイクル法について

【食品のリサイクルループの取り組み】

1. 京都有機質資源株式会社のエコフィード

京都府下の廃棄物処理業者8社により、長岡京市内に設立された京都有機質資源株式会社。
当社が製造するエコフィードは、主に近畿圏内のスーパーマーケット・コンビニ、食品製造メーカーなどで発生する食品残さを、出資企業が収集・運搬し、油温減圧脱水方式により飼料化したものです。
このエコフィードは、近畿地域の飼料メーカーを中心に、養鶏、養豚向けの配合飼料原料として販売しております。

エコフィードについて

エコフィードとは？
エコフィードとは、米ぬかや調理くずなどの食品残さを利用した家畜飼料のことをいいます。
これは食品廃棄物の有効利用になるばかりでなく、現在、農林水産省が取り組んでいる飼料自給率の向上にもつながります。安定した栄養品質を持った安全な飼料を製造するため、2006年には農林水産省がエコフィードの安全性確保に向けたガイドラインを制定。安全性についての認証制度も検討が進んでいます。
京都有機質資源（株）では関西最大級の「食品廃棄物リサイクルシステム」で、動植物性残さをエコフィードに再生しています。
再生された飼料は、今注目のエコフィード飼料（食品残さを加工した飼料）として、大手飼料メーカーなどにて積極的に利用されています。

とじる

エコフィードとは

「エコの森 京都」 … 最大処理能力：252㌧/日 （飼料生産量：50㌧/日）

スーパー・コンビニ・食品工場等から収集、運搬する。重量で処理料を徴収していることから、原料のトレーサビリティが可能。分別機にて夾雑物を除去。廃プラは固形燃料（RPF）にリサイクル。乾燥機にて減圧下の油の中で加熱脱水。粉砕機にて油を圧搾した後に粉砕。廃油はボイラー燃料として利用。トランスバックを配合飼料メーカー・家畜農家に給与する。
「食品リサイクル推進環境大臣賞」＜奨励賞＞を受賞

京都有機質資源（株）は、平成21年度「食品リサイクル推進環境大臣賞」＜奨励賞＞を受賞致しました。

  • 食品リサイクル推進環境大臣賞にて奨励賞の表彰状
  • 食品リサイクル推進環境大臣賞の受賞イメージ
  • 食品リサイクル推進環境大臣賞の受賞イメージ

2. リサイクルループ認証取得について

食品関連業者様、農林漁業者様、私たち再生利用業者と食品リサイクルループを構築

Case.1 ユニー株式会社

  • 食品関連事業者：ユニー株式会社
  • 特定肥飼料等の利用者：有限会社鳥取レイクファーム
リサイクルループ認定証
リサイクルループ認定証
食品リサイクルシステムのイラスト

Case.2 イズミヤ株式会社

2014年2月24日
食品リサイクル法に基づく再生利用事業計画
（食品リサイクルループ）の認定を取得しました。

  • 食品関連事業者：イズミヤ株式会社
  • 特定肥飼料等の利用者：有限会社鳥取レイクファーム
リサイクルループ認定証
リサイクルループ認定証
リサイクル施設のご紹介

地球環境に配慮したクリーンなプラントへ

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